環境・食品安全・歴史文化財の経済学
立命館大学経済学部 寺脇拓ゼミでは、環境、健康、食品安全、伝統行事、歴史遺産といった、 通常それ自身市場では直接取引されない財(非市場財)の価値に注目し、 それらを実際に金銭的に評価すると共に、 その価値が社会に適切に反映されるような仕組みづくりを考えています。例年、 2回生の秋学期に開かれる「演習I」において環境経済学のテキストを輪読し、3回生の春学期の「演習II」では、グループに分かれて非市場財の経済評価研究を行います。さらに秋学期の「演習III」では、その研究の結果を発展させ、ゼミ全体で取り組む地域社会連携・課題解決(PBL: Project/Problem-Based Learning)型のプロジェクトを立ち上げて、地域の中でその活動を実践します。4回生時には、個人の研究テーマに取り組み、卒業論文を完成させます。