17期生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。17期ゼミは間違いなくコロナの打撃を最も大きく受けた代であり、旅行、合宿はもちろん、飲み会でさえ、私が関わる形では一切開くことができませんでした。そんな中でも皆さんが、作業量ではおそらく過去最大規模となるプロジェクトを全員で協力して成功へと導き、そして過去最大ページ数の卒業論文集を見事に仕上げられたこと、心から誇りに思います。いつも同じ言葉しか出てきませんが、私は本当にゼミの学生さんに恵まれていると、しみじみそう感じます。
卒業の日、最後の最後に初めて対面でマスクを外し、素顔を出して話をすることができました。2年間できなかった別れの握手もできて、感慨深く思いながらも、一方ではこれがゼミの初日だったらどれだけよかったかと心が痛みました。本音を言えば、もうちょっとやれることがあったと少し後悔しています。それでも、卒業生の晴れやかな笑顔と感謝の言葉に気持ちが救われます。多くの方が「充実した2年半の時間だった」とおっしゃってくださいますが、それは私もそうです。これほどまでに充実したゼミ環境で教育をやらせてもらえる教員がどれだけいることかと思います。
2年半、ありがとうございました。社会人一年目は大変だと思いますが、自分を見失わず、味方になってくれる周りの人を大事にして、何とか乗り切っていただけるものと期待しております。またお会いしましょう。それまでお元気で😊👋