16期生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。ゼミ旅行は中止になり、合宿にも行けず、当然打ち上げもできない…、こうしたコロナ禍の直撃を受けながらも、全員がそれぞれのテーマで立派に卒業論文を書きあげられたこと、心から誇りに思います。豪華な花束と色紙もありがとうございました。花束は早速活けて、できるだけ長く楽しみたいと思います。色紙に書かれた言葉も、その一文字一文字を噛みしめながら読ませていただきました。ずっと大事にオフィスに飾って、ときどき励ましてもらおうと思います。
正直言えば、この卒業式までの数日は、コロナ禍でももうちょっと何かできたんじゃないかと自分を責める日々でした。あまりにも少ないゼミの写真を整理しながら、考えてもしょうがないコロナがなかったときの「世界線」にとらわれていました。でも今日の卒業の日を迎え、卒業生の晴れやかな笑顔と、色紙に書かれた感謝の言葉をみて、未曽有の災禍の中で頑張った方かなと思えるようになりました。私が16期生の皆さんと過ごした時間、話した時間はこれまでの代よりも圧倒的に短いことは間違いありません。しかしながら、いつも全力でゼミの活動に取り組んでくださるところ、そして言いにくいことまで正直に話してくださるところに強い信頼を感じます。この言葉をこれまでにどれだけ言ったかわかりませんが、私は本当にゼミの学生さんに恵まれていると、心からそう思います。
社会人一年目の生活はどうしたって戸惑うことばかりだと思います。ここが節目、ここが正念場です。何とか乗り切ってください。またいずれ皆さんの成長した姿が見られることを楽しみにしております。お体には気をつけて。頑張ってくださいね😊👋