あけましておめでとうございます

🗓️2022/1/1

🎍🎌新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今年もまたコロナ禍の中で新年を迎えることになりましたが、ゼミ生の皆さんについては、それぞれ新たなステージにチャレンジする年になります。2回生は4月から研究活動が始まり、3回生は卒論を進めながらも、本格的に就活が始まることになります。そして4回生はいよいよ社会人としての一歩を踏み出されることになりますね。それぞれこの新年に新たな誓いを立て、その目標に向かって突き進んでください。皆さんにとって2022年が飛躍の年になることを願っております。頑張ってくださいね。

卒業生には、いつもゼミの活動や学生の就活などにご協力、ご支援をいただきまして誠にありがとうございます。今回のクラウドファンディングにおきましても、例年以上に多くの卒業生の皆様から貴重なご支援をいただきました。この場を借りて厚くお礼申し上げます。

また2月には、3回生の就活のための懇談会を開く予定です。最近は基本的に直近2年の卒業生にご協力をお願いしておりますが、人が足りない場合は、現役生の希望に応じて他の代の皆様にもお声がけすることがあります。その際には前向きなご検討をどうぞよろしくお願いいたします。

コロナもあってなかなかお会いすることができませんが、引き続きサポートいただければありがたく思います。皆様のますますのご活躍を祈念しております。

ゼミ外・学外の皆様におかれましても、InstagramやFacebookアカウントを通して日々当ゼミの活動をご覧いただき、あまつさえいいねやコメントもいただいておりますこと、深く感謝申し上げます。SNSの最大の目的はゼミ活動の外部への情報発信にありますので、皆様からのリアクションは大きな励みになります。これまでにお世話になった方はもちろん、特に面識がない方ともこうして繋がりを持つことができることは、SNSの何よりの魅力です。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

最後に、少し長くなりますが、私の話をさせていただきたく思います。昨年末に思ったことをだらだらと書いておりますので、お正月でお時間のある方はお読みください。

昨年もまたコロナに振り回された一年でしたが、少しずつコロナ禍でのゼミのやり方がわかってきたという点では収穫もありました。3回生ゼミでは、日帰りですがフィールドワークに出かけることができましたし、秋口にかけて急速にコロナの感染拡大が縮小した幸運もあって、プロジェクトも無事に終えることができました。その際には多くの地域の皆様からのご協力をいただき、またクラウドファンディングを通して多くの方々からご支援をいただきました。ご協力、ご支援をいただいたすべての皆様に対し、改めて厚くお礼申し上げたいと思います。

一方で、やっぱりゼミ旅行には行けませんでしたし、少なくとも私が参加する形では飲み会も開くことができませんでした。滋賀県で新規感染者数ゼロの状態が長く続いたときには、正直ちょっと心が揺らいだのですが、特に私が必要というわけではないでしょうし、責任をとれないことはできないと思ってこらえました笑。でもこの機を逃したら後悔するだろうなあとも思っておりました。今までのようにはいかないことは頭ではわかっていても、どうしてもコロナ禍前の状況と比較してしまいます。それを取り戻したいという気持ちが常に心のどこかでくすぶっている感覚がありました。

そんな折にたまたま7期生とお会いする機会がありました。その際、彼女に言われた一言に思わず息をのみました。

「先生が自分は常に合理的でありたいとおっしゃっていたのが今も印象に残っています」

「えっ?」と聞き返しそうになりました。が、その瞬間に10年以上前の記憶が怒涛のごとくよみがえってきました。私若い時からずっと「自分の人生の目標は、理由がある選択や行動を死ぬまで続けることだ」と言っていたんですね。わざわざそんなことを周りに言うあたり、自己顕示欲が強かったんだと思います笑。でも最近は言わなくなってしまったので、その目標さえも見失いかけていました。もちろん日々意識的に、自分の美意識や価値観に従って行動するよう努めているので、やっていることは変わらないのですが、それ自体が人生の目標だったことについては、完全に忘れてしまっておりました。

この言葉のおかげで頭が少しクリアになりました。自分の判断も間違っていないと確信しました。ただ、正直言えば少し寂しくも感じます。融通の利かない私はこれからも頑なに自分が正しいと思う選択を続けるでしょう。その結果、とりわけこのコロナ禍では、かつてのようなことができず、学生の皆さんに不満を抱かせるようなことも出てくるように思います。それは私にとっては同時に、学生さんと過ごす時間が短くなり、また彼らとの信頼関係を築くことがこれまでよりも困難になることを意味します。やるべきことが明確になった分、これは結構きついなと感じています。

今年の3月、16期生はこれまでで初めてゼミ旅行に行くことなく卒業されます。今更と言えば今更の話なので、本人たちはさほど気にしていないかもしれませんが、私はそれを考えると胸が締め付けられる思いがします。自分で中止にしておきながら勝手な言い草ですけどね。ただそれでも、一人として欠けることなく、全員一人一人が自身の論文を書きあげられそうなところまできました。ずっと不安を抱えながらやってきたので、感慨深く提出された論文をチェックしているところです。私はつくづくゼミ生のやる気に助けられていると心からそう思います。

はっきり書けないので、あいまいな表現ばかりでわかりにくくて申し訳ありません。とにかく今年もゼミの活動としてこのコロナ禍でもできることを追求します。そしてできないことはそのできない理由を説明するようにいたします。当たり前のことかもしれませんが、これを怠らずに続けることが、ゼミ教育における今年の私の目標です。挫けず頑張りたいと思います。

思っていた以上に長くなってしまいました笑 2022年もどうぞよろしくお願いいたします。

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