11月16日(土)、近江八幡市の八幡堀で「八幡キモノコレクション」を開催しました!雨という最悪の状況はなんとか避けられたものの、雲が晴れないあいにくの空模様となりましたが、多くの皆様にご参加いただき、アンケート調査にも快くご協力を頂きました。とりわけ着物交換会には開場から多くの方が押し寄せ、大盛況となりました。まさか着物を持ち込まれる方がこれほどまでにも多くいらっしゃるとは思ってもみなかったので、その光景にはただただ驚くばかりでした。ご参加いただいた皆様、ご足労賜りましたこと深く感謝申し上げます。
この度の着物交換会はLinkしが様との共催という形で開催いたしましたが、Linkしが様のご理解とご協力がなければ到底実現、成功するようなものではなかったと思います。絶え間なく届く着物を手際よく選り分け、人でごった返す会場で次々と訪れる参加者の皆さんと平然と笑顔でお話しされる姿には敬服いたしました。Linkしが様とおつなぎ頂き、着物のご提供からパンフレットや調査票の校正まで幅広くご支援をいただいたkimono tento様、参加者の着付けサービスだけでなく、新たな発想でヘルプの学生らにも着物を着せていただいた着付師の皆様も含め、この着物交換会の実現にご協力を頂いた全ての皆様に改めて厚くお礼申し上げたいと思います。
加えて、いつも当ゼミの活動に全面的なご支援を頂いている近江八幡観光物産協会の皆様、旧八幡郵便局を管理され、その保存に取り組んでおられる一粒の会の皆様、そして和た与様含め、日々地元の発展に尽力されているてふてふ幸せ道商店街の店舗様にも、当イベントの開催に向け変わらぬ温かいご支援を賜りました。いつも無節操でアイデアばかりの活動に貴重なアドバイスを頂き、イベントの実施だけでなく広報にもご協力いただいていることにはただただ頭が下がる思いです。当活動が近江八幡の発展に少しでも貢献するものとなっていれば幸甚に存じます。
今回、学生らは着物を着て調査を行うという新たな試みにチャレンジいたしました。朝一番で京都で着付けをしてもらい、八幡堀で調査をして、夕方にはまた京都に返却に行くというハードスケジュールをこなしただけでなく、着付けに予想以上の時間がかかったり、人が多くてバスに乗れなかったりしたトラブルにも柔軟に対応しながら、わずか数時間で204のデータを集めた彼らを心から誇りに思います。これから学生らは、今回のイベント内で集めたアンケートデータの分析に入ります。最終的にはESD(持続可能な開発のための教育)が着物の普段使いをどれほど促すことになるのかという課題に対して一定の結論を出したいと思っております。結果が出そろいましたらこちらでもご報告いたしますので、ぜひご期待ください。